●氏名
齋藤優紀(さいとう ゆうき)
●自己病名
『全力疾走症候群 よくばり食いしん坊病』
看護師・保健師として働いていました。最近子どもを迎え、ゆるゆるスローに修論を書きながら子育てをしていました。現在は処遇カウンセラーとして某更生施設に勤務しながら、穏やかでにぎやかな毎日を送っています。
色んなことを頑張ることが好きで、とにかく全力疾走系です。研究するうちに、周りが見えなくなる苦しい全力疾走と、自分も周りも活かされる楽しい全力疾走があることに気付き、自己病名を「全力疾走症候群」としました。全力疾走を抑えると自分が自分ではなくなってしまうので、病気も自分も活かす全力疾走を目指します。
専門分野:自分いじめや幸せアレルギーをベースとした全力疾走が専門分野です。走らない様にすると具合が悪くなるので、 走り方の工夫が大切です。元来修行僧の様な生活が一番私らしくいられるのではないかと思っています。家族との付き合い方も大切な研究テーマの1つです。
学生時代の友人たちと作った「べてる研究会」、「くしろ当事者研究会」など、ネットワーク作りの全力疾走が功を奏して色んななかまと出会えました。最近は苦しい時や大変な時に条件反射で替え歌を作る様になってしまったので(替え歌が出来ればこっちのもの!)、密かにレパートリーが増えています。「のど風邪の歌」「腰痛の歌」「夫婦喧嘩の歌」「恋する当事者研究の歌」などなど。
●名古屋大会に向けて
北海道在住ですが、名古屋出身のべてらーとして、こっそり名古屋大会実行委員に携わりたいと思います。先日向谷地生良さんから「すべての基本はがっかりと、絶望、そして諦め」と伺ったので、名古屋大会では丁寧に、うんざりする絶望を味わっていきたいと思います。しかし絶望に乗っ取られては台無しなので、絶望を置物として飾っておくための、絶望置き場所を我が家に特設しました。飾った絶望を眺め、味わい、名古屋大会に向けて、ちゃんと自分にがっかりしていこうと思います。